【FF15】 プレイ感想(ネタバレ) 一番楽しかったのは、イリスがいた頃
クリアして、ずっとモヤモヤした気分になっているので、
一区切りする意味で、感想を書いてみます。
ネタバレの内容なので、FF15をクリアしてからお読みください。
昔からのFFファンなので、思い切って、
ファイナルファンタジー XV デラックスエディションを購入しました。
このエディションでは、下のものが入っていました。
- FF15 ディスク
- KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV
- ドラマCD
【序盤】
KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XVを見てから、プレイ開始!
KINGSGLAIVEは、すばらしい出来でした。その感動の余韻を残したまま、
「帝国を倒すぞー」と思いながらプレイ。
「ゲームでは、王都襲撃をどう表現するんだろう?」と期待。
でも、流れたのはKINGSGLAIVEのダイジェストでした。
KINGSGLAIVEを見てないプレイヤーは、どこまで感情移入できたのか疑問。
(このころから、メインストーリーの作りに疑問を感じるように)
始めは「すごいなー」と思っていた広い世界が、
「無駄に広いなー」「ロードに時間かかりすぎ」と思うように・・・・・・。
いろいろと不満はありましたが、
きっと、すごいストーリーが待ってるはずと期待して、我慢してプレイ。
【6章】
イリスが一時的に仲間に!
この短い期間が一番楽しかった。
【後半:水都オルティシエ】
入った瞬間は、「グラフィックすごいなー」
「新しい大陸で、どんな冒険が待ち受けているんだろ~?」
「やっと、ヒロインが仲間になるのかな?」
とくに、KINGSGLAIVEを見ていたので、「やっと王子のもとに指輪が!」
という想いでした。
【リヴァイアサン戦の後】
ヒロインは仲間になりませんでした・・・・・・。悲しい・・・。
一本道。
走って、仲間からの距離が離れると、怒られるという・・・・・・。
【13章】
ホラー系は苦手なので、
バイオハザードといったジャンルのゲームを避けていました。
なので、このダンジョンはツラかった。
大部分のFFプレイヤーはこんなダンジョン望んでいないと思います。
ここまでプレイしていて、うすうす感じていましたが、
「FFプレイヤーを楽しませる気持ちで開発してなかったんだな・・・・・・」と確信。
このような雰囲気があるダンジョンがあってもいいですが、ヒドイ要素が満載すぎでした。
- 狭い (序盤は広々とした世界だっただけに、この狭さはツライ)
- 攻撃手段が限られる(シフト使えない)
- 仲間もいない。主人公1人。
- 武器が取り上げられる(今までのやりこみが関係ない)
- 扉に隠れても、あっさり敵に見つかって、引きずり出される
- (これはお約束かもしれませんが)倒れている敵が起き上がって、襲いかかってくる
- 長い。(1時間くらいなら耐えられましたが、2時間かかるとは・・・・・・)
- 配置されている敵が強い
きっと、この後、落ち込んだプレイヤーの気持ちをひっくり返すようなストーリーが待っていると信じて、プレイを続けました。
【14章】
レベル上げしてから、最終決戦に。
でも、倒さなければいけない敵以外は、強い敵ばかり。
戦わずに逃げました。
ラスボスも、主人公1人が戦うという盛り上がりの無さ。
仲間の存在は?
結局、悲しい結末。
いろいろと期待していたことが、期待外れで終わりました。
最後に選んだ写真だったのが、下の写真。
ラストシーンで、この写真を選んだことで、ちょっとだけ笑えたのが、唯一の救い・・・・・・。
※イリスが仲間に入っている時に、キャンプして撮れた写真です。
※プレイ時間は39時間となっていますが、長いロード中に、別のスマホゲームをやっていたり、放置していた時間も含まれています。
ゲームの流れと、私のモチベーションをグラフ化すると、こんな感じです。
- 横軸がゲームの流れ(数値は 章の目安)
- 縦軸がモチベーション度合い
モチベーション度合いは、
- 100 : Amazonレビューで★5をつけたくなる
- 0 : Amazonレビューで★1をつけたくなる
といった目安です。
【他の不満点】
< 魔法 >
FFシリーズで、もっとも魔法を使えなかった。
攻撃魔法は、仲間にもダメージがいくので、魔法を打つと怒られる。
しかも、MP消費ではなく、精製する必要があるので、気軽に使えない。
<召喚獣>
主人公がピンチになって、ようやく召喚できる。
召喚獣との出会いも、最初のタイタンはちゃんと描かれていた。
その次のラムウは、石を触ればOKという、投げやり感・・・・・・。
シヴァとかは、どういう出会いになるんだろう? という期待も裏切られて、FFシリーズの売りの1つである召喚獣の扱いがイマイチでした。
<車で空を飛んで、着地を失敗するとGAME OVER>
とあるクエストをおこなうと、車で空を飛べるようになります。
すごい!
でも、着地を失敗すると、GAME OVERです。
移動手段で、GAME OVERって・・・・・・、そんなところへのリアリティは、嬉しくない・・・・・・。主人公たちを一撃で葬り去る、ステキな車。
【ドラマCDについて】
クリア後に、ドラマCDを聞いてみました。
出発前の時点の内容でした。
KINGSGLAIVEを見た後に、聞いておけば良かったと後悔。(このドラマCDは通常版には付いてこないみたいです・・・・・・)
ドラマCDのいくつかのシーンは、ゲーム内で表現してほしかった・・・・・・。
【まとめ】
グラフィックや音楽は良かったです。
素材は良いのに、ストーリーなどで全然活かしきれていない。
定価が「8800円+税」と、他のゲームと比べると高めの値段なのに、
メインストーリーが短いので、3000円分くらいしか遊べていない気分です。
サブクエストをやっても、おつかいをしている気分になりそうなので、面白くなさそう。
やりこみ要素をやるとしても、FF15公式ページで出ていたアップデートが一通り終わった後に、やるかどうか・・・・・・。(たぶん、イリスも普通にパーティに入ってくれるようになるはず・・・・・・)
RPGというジャンルでは、「ストーリー」や「魅力的なキャラ」が大切な要素。
大切な要素へのこだわりが無く、
他の要素(釣り、食事、料理、車、広いワールド)へのこだわりが強いのが残念。
そのこだわりを、ストーリーや、パーティのメンバーキャラ(女性キャラもいる、ヒロインと旅できる等)にも注いでほしかったです。